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Vol.18 こどもが主人公でも、大人の文章を書けばいい

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10代の主人公なのに、言葉や考え方がやけに大人っぽいことがよくあります。現実的じゃないよなぁ、なんてずっと不思議に思っていました。でも、それはそれでよかったんですね。

 

若者を主人公にしているからといって、すべての言葉遣いや地の文までが幼くある必要はまったくない。大人の文章を書いてください。(引用元:売れる作家の全技術/大沢在昌/角川書店)

 

大沢さんが言い切っているのですから、もう認めないわけにはいきません。これは、小説の世界のルールなのでしょう。

主人公が13歳だとして、本当の13歳のような会話や思考を忠実に書いていたのでは、確かに読むほうが疲れてしまいそうです。たとえ13歳でも、幼稚な文章になってしまわないように、割り切って大人の文章を書くことで、読み手にもやさしい小説にするべきということでしょうか。書くほうも変に気をつかって、疲れちゃいますよね。

 

またひとつ、疑問が解消されました。今後は臆することなく、若者を活躍させてみたいと思います。

 

 

 

でもそもそも”大人の文章”って何だろう、という問題はありますが、それはまた別の機会に考えることにします。

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Comment

  1. いなばー より:

    ちょっと疑問に感じたので。
    この本のP35で、一人称だから幼稚園児の視点で書かないとダメ、というようなことが書いてありますし、P85にはキャラクターに合った会話をさせないといけない、というようなことが書いてあります。
    ここで挙げられている部分は、リアリティ(リアルではなく)を踏まえた上で、描写が幼稚にならないように、という意味に僕は捉えました。
    思考や発言は、やはりその年代をなぞったものでないと、リアリティが出ないのではないでしょうか。

    • 野鈴つづる より:

      コメントありがとうございます。はい、その通りだと思います。視点は守らなければならないし、キャラクターを成立させる文章は必要ですものね。「描写が幼稚にならないように」というキーワードを入れなかったのが良くなかったと思います。このままでは誤解を与えてしまいそうですね。ご意見ありがとうございました。近いうちに、訂正させていただきます。今後ともよろしくお願い致します。

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